イベント名:2011/06/10 非電化フォーラムin東京 -脱原発を見据えた電気との新しい付き合い方-

東日本大震災では、多くの命と家が失われました。自然災害の恐ろしさとともに、原発に依存する社会の危うさ、エネルギーに依存し過ぎる社会システムの危うさが認識されました。エネルギーに依存しすぎない 安全で幸せな社会を あらためて真剣に目指したいと考えます。原発がなくなると電気が使えなくなり、生活が貧しくなるのではと心配する人もいます。でも、電気は原発でなくても生成することができます。大きな発電所から配ってもらわなくても家庭で発電することもできます。さらには、電気を使わなくても同じことができる技術もたくさんあります。貧しくなく、電気を使う量を減らして何かをがまんずることなく使える製品や活動を考え、それをみんなで愉しく進めていける道を探します。電気エネルギーに依存しすぎる社会は成り立たないことを前提に、今後これまでよりも一層豊かな社会の仕組みや活動、製品作りなどを一緒に考えましょう。

受付開始 17:40 〜
開場   18:00

18:10-18:15   ご挨拶・趣旨説明 山口泰信(防災士 発明起業塾大阪)

18:15-19:00 藤村靖之氏 基調講演

19:10-19:50 パネル討論
藤村靖之(非電化工房 代表)
    坂本剛 ((株)産学連携機構九州 代表取締役社長)
    麻生義継((株)東亜電機工業社代表取締役)
    佐藤和浩((株)流体力学工房 代表取締役)
コーディネーター田坂いつお((特活)日本ファシリテーション協会監事)

19:50-20:30 質疑応答・提案討論 会場参加
21:00-   懇親会

開催日
2011年06月10日〜2011年06月10日
開催時間
18:00
開催場所
財団法人日本教育会館第2会議室
参加人員
160
参加費
3000
感想・コメント
プロフィール 藤村 靖之・フジムラ ヤスユキ
大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻博士課程卒。工学博士。発明起業塾主宰。(株)非電化工房代表。大企業の研究室長などを歴任ののち、(株)カンキョーなど31社を発明起業。「電気でなくてもホドホドならできる、非電化製品」の発明・普及活動とともに、共生原理で動くローカル化、消費者参画型のものづくり、健康と環境を守るライフスタイルの提案等も行っている。
[受賞歴]科学技術庁長官賞、発明功労者賞、93年アントレプレナー賞等。[著書]『企業家は未来に「点」を打つ』(エイチアンドアイ)、『さあ、発明家の出番です!』(風媒社)『愉しい非電化』(洋泉社)等



  パネラー

◆坂本 剛 
九州大学工学部卒業後大企業・中小企業・ベンチャー企業を経験し、2004年1月から九州大学知的財産本部にて大学発ベンチャー支援を行う(特任准教授)
2010年4月から九州大学が子会社化した蟷些慙携機構九州の代表取締役社長に就任
2008年3月に九州大学経済学府産業マネジメント専攻(QBS)修了(MBA)
【兼務】
九州大学産学連携センター 客員教授
九州大学知的財産本部 アドバイザー
早稲田大学日米研究機構 実験経営学研究所 招聘研究員
螢哀蹇璽丱襯┘灰轡好謄燹柄甍霤賃膤悖唯贈組ベンチャー) 監査役
佐賀県職業能力開発審議会委員
【受賞歴】
日刊工業新聞主催
第2回ものづくり連携大賞 特別賞
第3回ものづくり連携大賞 大賞
フジテレビ
「たけしのコマ大数学科」第189回コマ大フィールズ賞受賞!

◆麻生義継
株式会社東亜電機工業社 代表取締役 直流倶楽部部長
専門は電気とバイオ。そして高校、大学と山岳部に所属して山に入っていました。この組み合わせは環境問題にかかわる必然性を持っています。
はじめは自然保護に関心が向き、次に自然エネルギーでの発電、そして廃棄物処理へと進みました。「エネルギーの入り口から出口まで」という標語を掲げて太陽光発電、風力発電、小水力発電、バイオマス発電などにかかわり、出口としてバイオの力を借りた生ごみ処理、畜産廃棄物のメタン発酵などにも取り組んできました。
次に「水と食料とエネルギーを市民の手に」を標語に市民が基本の自立循環型社会構築に対する活動にかかわってきました。現在は「24億人の光プロジェクト」を標語に世界のメジャーである未電化地域の24億人に自然エネルギーでの電力供給を目指して活動しています。
私どもでは現在いくつかの発展途上国での活動をしております。 マーシャル諸島、タイ、ベトナム、インドネシア、バングラディッシュ、モンゴル、スリランカ、ニューギニア等。そこで見たものは、まったく電気のない生活を送っている未電化地域の人々や、電線は一応来ているが、ほとんど電気が来ないか電気を止められた村々の人々でした。完全に電化され、使いたい放題に電気が利用できる我々には想像もできない生活ですが 世界にはこのような状況の生活をしている人々がおよそ24億人いるといわれています。そして、彼らが我々のように自由にエネルギーを使える日はおそらく来ないだろうと思われます。 しかし、家電製品は驚くほど世界の隅々まで行っていて、彼らもその存在は知っています。電気が手に入れば今より少し快適便利な文化的で衛生的な生活ができることを知っています。彼らは、日本やアメリカのような生活は知りません。 知っていてもそれが可能だとは思っていません。 ただ、もう少し快適便利な生活を望んでいるにすぎません。
20世紀の工業化に乗り遅れて、配電線から取り残された人々が24億人います。 これはある面から見るととても不幸なことのように見えます。 この不幸を取り除こうと支援に動いてきた国や人々がいました。しかし、私はこれはとても幸運なことだと思っています。 20世紀の工業化の末に私たち日本やアメリカ、西欧は持続不可能な社会に陥ってしまい出口が見えずもがいています。着地点はどこなのか最近になってやっと少し見えてきたような気がしますが、そこへ向かうのにまたまたもがいています。ところが、世界のメジャーは実は私たちではなくて、この道を進めなかった工業化以前の社会に今もいる、この24億人だったのです。 これは世界にとってとてもラッキーなことです。この人々は我々のようにやり直さなくてもいいのですから。 この人々がこれから、今より少し快適便利な文化的で持続可能な社会(21世紀的社会)を作っていけば世界の大部分はよくなっていくと思います。なにせ、この人々が世界のメジャーなのですから。
彼らが必要としているのは、燃料のいらない自然エネルギーを原資とした分散型発電装置。 太陽光発電や風力発電、水力発電、バイオマス。もちろんマイクロです。ここにこそ、日本が目指す、新しい21世紀型社会があるように思えます。見つけることができれば皆さんにもまたご報告したいと思います。

◆佐藤和浩
東京都立大学理学部物理学科卒業、同大学院物理学研科高エネルギー物理学専攻修士課程中退。機械メーカーにて三次元グラフィックボードのハードウェア開発に従事。その後流体を用いた寝具に注目し独自の構造研究を行う。少量の液体で大きな浮力を得る構造体で日米中欧等で特許を取得し、2002年株式会社流体力学工房設立、2004年米国イリノイ州Technology Innovation Center内に米国法人設立。流体を用いた寝具、省エネ住宅の開発を手がける。
現在、(株)流体力学工房代表取締役、米国Fluid Dynamics Studio, Inc. CEO、特定非営利活動法人日本睡眠環境研究機構理事、特定非営利活動法人ふるさとテレビ顧問

コーディネーター
◆田坂逸朗
1988年 福岡大学経済学部卒業・印刷会社系広告映像制作会社勤務
1997年 帰福し、プランニングユニットPaperCompanyとして活動開始。
2001年 (有)タサカイツオ設立。
2004年 ●福岡市ビジターズインダストリー都市塾事務局/ファシリテーター(04〜10)
2005年 ●国土交通省都市実験プロジェクト「朝の魅力向上計画(朝カフェ)」副実行委員長ほか(05〜09)
2006年 福岡大学経済学部およびエクステンションセンター非常勤講師(06〜10)
2008年●天神明治通り街づくり協議会プロジェクトチームファシリテーター/マーケティングプロデューサー(08〜09)、NPO「農と食と家のむすびなおし」・安蔵里塾事務局(08〜10)●小国町森林組合地域ブランドプロデューサー(08〜11)
2009年 ●大牟田市医工連携雇用創造ものづくりネゴシエーター、柳川市観光振興アドバイザー、大人の学び場<全教研>田坂逸朗塾講師
2010年 ●国際知識経済都市会議実行委員会ワーキンググループサブリーダー、九州外語専門学校講師、北九州市民カレッジ講師、福岡大学市民カレッジ講師
2011年 ●現在、農林水産省地域ブランドプロデューサー、柳川市ブランド推進協議会委員、北九州市民カレッジ講師、福岡大学市民カレッジ講師、(特活)ローカルアントレプレナースクール代表理事、「自立する地域」戦略フォーラム主宰、(特活)日本ファシリテーション協会九州支部長(08〜09)/監事(10)、ワールド・カフェ・コミュニティ・ジャパン企画運営委員、福岡大学非常勤講師、九州大学非常勤講師、九州産業大学非常勤講師

司会 山口泰信

NPO創活工房災害支援プロジェクトマネージャー
株式会社山口総研 代表取締役
兵庫県西宮市在住 情報管理、企業防災、地域防災、事業継続計画BCP策定のコンサルタント。
雲仙普賢岳の災害、阪神大震災、奥尻島、新潟県の震災 東日本大震災に現地で関わる
・ 防災士:日本防災士会正会員
・ 西宮市伏原町自主防災会副会長
・ 日本災害情報学会正会員
・ 事業継続協会日本支部賛助会員
・ 日本リスクマネージャー&コンサルタント協会一般会員
・ ファイリングデザイナー
・ 発明起業塾大阪 講師
・ 文書管理ソフトデジタルドルフィンズ代理店(枚岡合金工具)
・ 株式会社昭電 危機管理コンサルタント
・ 合氣道参段 書道師範 脳呼吸法主宰


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