西宮防災講演会 渥美公秀先生

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「”モシモ”のために”イツモ”防災を」
に参加いたしました。
キーワードは、「防災と言わない防災」であり、うるさく言うのではなく、
普段の生活や会社の仕組みの中に「防災」を溶け込ましてしまう方がよい
とのことでした。

阪神淡路大震災での救出について
被災現場から救出され助かった人(約3万5千人)が誰に助け出されたか?
・77%:住民による救出
・23%:警察自衛隊による救出
命は15分が勝負。だから近所の住民同士で助け合うしかありません。
自分が住んでいることを知ってもらい、周りに誰が住んでいるか知っている
そんな普通のことが出来ることで命が守れます。

ボランティアで重要なこと
・「ただ傍にいる」こと
・かけがえのない生
・誰が誰の生をコントロールするのか
・人を見よ
・寄り添う
・この人が私かもしれない

渥美先生は、当時は、実際に西宮の避難所で活動して、現在は大学生と
ボランティア活動をされ、NPO法人日本災害救援ボランティアネットワーク理事長
をされています。

とても有意義なお話でした。