モナコで考えた「ショックの前に備える」こと

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10月下旬、BNI Global Convention 2026に参加するため、モナコを訪れました。BCPJAPANの神山です。

なぜモナコへ

私たちは、日本の防災・レジリエンス(事業を止めない力)を海外に伝える普及活動を、昨年から続けています。今回のモナコ訪問も、その続きです。すぐに売上をつくることが目的ではなく、考え方に共感してくれる仲間やパートナーと出会うための旅です。

『Before the Shock』を持って

今回の訪問にあわせて、海外の経営者に向けた英語の本『Before the Shock』を書きました。戦争、停電、輸入の停止。ショックが起きてから動くのでは遅い。災害の多い日本の会社は、どのように備えて残ってきたのか。その考え方をまとめています。

Before the Shock 表紙

「日本人は慎重で遅い」とよく言われます。けれど、その慎重さが、いまの日本の防災文化をつくりました。本では、その考え方を「SONAE(備え)」という3つの柱で紹介しています。

各国の経営者と話して

現地では、欧州をはじめ各国の経営者とお話ししました。そこで何度も聞いたのが、暴動やデモ、ストライキへの不安です。店舗が被害を受けること。交通、通信、物流が止まること。自然災害とは違う種類の「止まる」を、多くの経営者が心配していました。

日本のBCPは、事前に決めておくこと、備品や設備を整えること、訓練すること、記録を残すこと、後から保険や法的対応につなげることを大切にしています。こうした日本式の考え方は、暴動やストライキへの備えにも活かせると感じました。いま、暴動・ストライキへの対応をまとめたマニュアルの準備を進めています。

ニースにも立ち寄って

モナコの前後で、南仏のニースにも立ち寄りました。曇り空の下、マセナ広場の白黒の市松模様の広場や、オレンジ色の建物が並ぶ街並みを歩きました。

ニース・マセナ広場の街並み

ニース・マセナ広場の市松模様の広場

観光客も地元の人も行き交う、にぎやかな広場でした。知らない土地を歩くたびに、「ここで何かあったら、どう動くか」を考えてしまうのは、職業病かもしれません。

ニースの街なかでの神山

これから

海外向けの本やマニュアルは、これからも少しずつ増やしていきます。国内では、これまでどおり中小企業の「止まらない会社づくり」を支援します。モナコで出会った皆さまに感謝しつつ、日本での活動にも活かしていきます。

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