先日、香川県の鎌田醤油株式会社様にて、社員の皆様を対象としたBCP研修・机上訓練を実施しました。
地震や大規模な洪水が発生した場合を想定し、実際の災害時にどのような判断・行動が必要になるのかを考えていただきました。
「帰宅する?しない?」を具体的に考える
災害が発生したとき、
「社員はそのまま会社に留まるのか」
「帰宅するのであれば、いつ帰宅するのか」
「車で帰るのか、徒歩で帰るのか」
こうした判断は、実際に災害が起きてから初めて考えるのでは、対応が遅れてしまう可能性があります。
今回の机上訓練では、具体的な災害状況を想定しながら、社員の皆様に「自分ならどう行動するのか」を考えていただきました。
BCPでは計画やマニュアルを作成することも大切ですが、実際の状況をイメージし、自分たちで考えてみることが非常に重要です。
研修後は実際の避難経路や設備を確認
机上訓練終了後は、担当チームの皆様と一緒にマップを確認しながら、避難経路や周辺環境、ライフラインなどの現状把握を行いました。
さらに、実際に担当チームの皆様と社内を回り、停電時の電源確保を想定したコンセントの位置や、断水時に関わる貯水タンクなど、災害時に重要となる設備についても一つひとつ確認しました。
社員の方が帰宅する場合にも、
- 車での帰宅は可能なのか
- 徒歩で帰宅する場合、どのルートを通るのか
- 地域の特性によって、どのような危険が想定されるのか
など、実際の社員の皆様の状況や土地柄まで踏まえて考えていく必要があります。
地図上や計画書の中では問題がないように見えても、実際の災害時に同じように行動できるとは限りません。
だからこそ、「実際に災害が起きたらどうなるのか」という視点で、現場を確認しておくことが大切です。
BCPは「作って終わり」ではありません
BCP(事業継続計画)は、計画書を作成することがゴールではありません。
災害が発生した際、まず人命を守り、そのうえで事業をどのように継続・復旧していくのか。
そのためには、
想定する → 訓練する → 現場を確認する → 課題を見つける → 改善する
という取り組みを繰り返していくことが重要です。
今回の研修・現状確認を通じて、実際の災害時の行動について、より具体的に考えていただく機会になれば幸いです。
株式会社BCPJAPANでは、BCPの策定だけでなく、机上訓練や現地確認などを通じて、**「いざという時に本当に動けるBCP」**づくりを支援してまいります。





